にいがたNPO情報ネット
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Last update:2016.05.31

【開催報告】第4回フードバンクにいがた総会記念シンポジウム 「なぜいま、子ども食堂なのか?」−私たちが支援できることを提案するー

2016年5月19日、新潟市万代市民会館にて、「第4回フードバンクにいがた総会記念シンポジウム」が行われた。主催はフードバンクにいがたで、参加者は130名ほどだった。

フードバンクにいがたは、新潟県における食のセーフティネットを支えるフードバンクシステムを構築し、市民・行政・企業・福祉施設の皆さんと協同し、「食べ物が無駄なく消費され、誰もが食を分かち合える、心豊かな社会づくり」を目指して活動している団体である。

今回行われた記念シンポジウムでは、「なぜいま、子ども食堂なのか?」というテーマで6人のパネリストが登壇した。東区で「ふじみ子ども食堂」を運営している立松有美さん、西区で「ゆうやけこどもけやき食堂」を運営している会田きよみさんが実際の取組や活動内容について報告し、「新潟医療生活協同組合なじょも」の佐野政光さんは今後開設予定のこども食堂について説明した。

子ども食堂の報告や説明をうけて、新潟県立大学の村山教授は、子ども食堂の必要性を社会的背景にある格差の拡大という観点から論じ、今後の継続についての問題点を指摘した。また、新潟県立大学の小池准教授は、すべての年齢層をふまえた子育て支援の重要性と子どもたちの居場所が地域にありつづける意味について、新潟大学講師の篠田さんは、多領域の人材の関わりと地域全体で子どもたちを支えることの重要性についてコメントした。

参加者からは、「子ども食堂について知ってはいたが、今回、具体的な取り組みについて知ることができ、必要性を感じた。」「孤食の問題を自分事としてとらえることができ、子ども食堂を利用したいと思った。」などの感想が寄せられた。

子ども食堂は、食の問題だけでなく様々な社会問題を浮き彫りにした。今後これらの問題を食堂などを通して地域全体で支援していく体制を整え、社会全体に広めていくことが大切である。

(2016/5/20  にいがたNPO情報ネット http://www.nponiigata.jp


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