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Last update:2015.11.20

【開催報告】多様な価値観を知る「ヒューマンライブラリーin新潟」

 2015年11月14日、新潟市中央区にある学生総合プラザSTEPにて、「ヒューマンライブラリーin新潟」が開催された。主催は大学生を中心とした市民団体「QOL Bookers」で、来場者は大学生、会社員などの36名だった。

 ヒューマンライブラリーとは、障がい、依存症、疾病など、多様な背景を持つ人々を「本」として招き、来場者との対話を通して相互理解を深めるイベント。近年、様々な講座で参加者同士の相互理解を深める手法として多く用いられている。
 この度の開催において、主催者は「来場者にとって、多様な価値観に触れることで自分の生き方をふりかえる場となること」、「語り手にとって、自分のこれまでを伝える場となること」という想いを込めた。
 また、来場者と語り手が互いの人生に触れることでマイノリティーについて考え、多様な生き方や価値観に気付き共有する場としてほしいという願いも込めた。

 今回「本」となって参加したのは、過去にうつ病を患った経験を活かし、現在はひきこもりの支援を行っている男性、乳がん患者の女性、イスラム教信者の男性など、新潟で活動する11名。1人ずつブースに分かれ、最大3名の来場者と20〜30分程度対話をした。

 来場者からは、「知らない世界は関係がない、という図式をたった20分で壊すインパクトを感じた。」「一般的な話や、知識ではなく、本となっている人のパーソナリティが感じられるところが面白いし、聴く価値があると感じた」「イメージや少ない知識だけで判断していた部分が大きかったので、経験者の方から話を聞いたりもっと勉強するということは大事だと思った」などの感想が寄せられた。

 QOL Bookersの一員である大学教員の佐藤裕紀さんはこう話す。「学生を中心とした市民有志の運営形態の中、初めての開催ながらも36名もの方に来て頂けた。『本』の開拓や参加交渉も全て学生が行いましたが、みんなよく頑張ったと思う。そして来場者のみなさまから頂いた『来て良かった』という感想は、イベントに対する合格点だったと思っています。」

 QOL Bookersは、今後もヒューマンライブラリーを開催する予定。時期は未定だが、場所や規模、テーマを工夫しながら開催することを考えているとのこと。興味のある方はぜひ1度参加してみてはいかがだろうか。

・QOL Bookers フェイスブックページ
https://www.facebook.com/humanlibrary.niigata/


(2015/11/20  にいがたNPO情報ネット http://www.nponiigata.jp


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