にいがたNPO情報ネット
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Last update:2015.05.11

【開催報告】シンポジウム「市民協働による災害に強い地域づくり」

 5月10日(日)、長岡市にある「長岡震災アーカイブセンターきおくみらい」にて、シンポジウム「市民協働による災害に強い地域づくり」が開催された。主催は長岡協働型災害ボランティアセンター/チーム中越、(社福)長岡市社会福祉協議会、中越市民防災安全士会、(公社)中越防災安全推進機構。参加者は行政職員、NPO職員、消防団、一般市民などのおよそ80名だった。

 シンポジウムは、長岡協働型災害ボランティアセンターと中越市民防災安全大学が、昨年度にそれぞれ受賞した「防災まちづくり大賞消防庁長官賞」「ジャパン・レジリエンス・アワード優秀賞」の受賞報告会と、長岡市社会福祉協議会が震災10周年を記念し発行した『震災10周年記念誌』の出版お披露目会を兼ねた。表彰は、中越地震後に長岡市が社会福祉協議会・自治会・消防団・NPO・市民と共に進めてきた「市民協働による災害に強い地域づくり」が評価されたもの。
 受賞報告と共にこれまでの取組をふり返り、パネリスト5人(金子淳一氏・長岡市/羽賀友信氏・チーム中越代表/本間和也氏・長岡市社協/上村英輔氏・長岡青年会議所/畔上純一郎氏・中越市民防災安全士会前会長/コーディネーター:河内毅氏・中越防災安全推進機構)によるパネルディスカッションが開催された。
 
 長岡市では、中越地震の際、各団体の連携不足から被災者の支援をスムーズに行えなかった。その反省を活かし、定期的に勉強会を開催するなど、ゆるやかなネットワークづくりに尽力してきた。
 パネルディスカッションの1つ目のテーマ「ネットワークがあったからこそ成し得たこと」では、このネットワークが東日本大震災の際、被災者支援をスムーズに行うことに役立った事例を団体ごとに紹介した。
 2つ目のテーマ「協働を発展させるために必要なこと」では、普段から顔の見える関係を作っていくことや、自分の団体で出来ることと出来ないことを把握し、有事の際、他団体にすぐに協力を呼びかけられる状態にしておく、などの意見が上がった。

 シンポジウム終了後は懇親会も開催され参加者同士の交流が深められた。

 パネルディスカッションでコーディネーターを務めた河内氏が所属する中越防災安全推進機構では、防災のノウハウを体系化し、防災教育のマニュアルを作成した。今年度からは、それを元に新潟市の小学校・中学校で防災教育が本格的に実施される。

長岡市を発祥として、新潟県各地に防災の意識が広まっている。


・長岡市
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/ 
・長岡協働型災害ボランティアセンター
http://ndcvc.org/
・(社福)長岡市社会福祉協議会
http://www.niigata-inet.or.jp/nagafuku/
・中越市民防災安全士会
http://anzen.c-bosai-anzen-kikou.jp/
・(公社)中越防災安全推進機構
http://c-bosai-anzen-kikou.jp/

・防災まちづくり大賞消防庁長官賞
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h27/02/270202_houdou_1.pdf
・ジャパン・レジリエンス・アワード2015
http://www.resilience-jp.org/award2015/


(2015/5/11 にいがたNPO情報ネットhttp://www.nponiigata.jp/


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