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Last update:2014.05.20

【疑問・質問】第62回「こんな時、どうするの?〜イベント編」★ 炊き出し(有事対応)について★

 このコーナーでは、NPOの皆さんが日々の運営の中で感じる疑問や陥りやすい落とし穴、また、法人として行う手続きの仕方などを、ポイントで解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
 62回目の今回は、イベント編の「炊き出し(有事対応)」についてです。

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 今回は災害発生時の炊き出し実施についてです。

 まず大事なことは「勝手にやらない」「衛生には最大限配慮する」「自分たちの心配は自分たちでする」の3項目と言えます。

 最初の「勝手にやらない」はどんなボランティア活動にも共通しています。当事者として喫緊の状況に対応する場合を除いて、当該地域外より活動に入ろうとする場合、地域からの直接要請があっても災害ボランティアセンターや災害対策本部などと連絡を取ったうえで活動を行ってください。活動情報の共有は支援をより無駄なく行き届かすことにつながります。

 次は「衛生には最大限配慮する」です。食べ物を扱う以上衛生対策は手を抜けません。災害時の炊き出し対応に保健当局等への届け出は必要ありませんが、メンバーに調理師や食品衛生管理者、栄養士などの有資格者が含まれていることが望ましいでしょう。  

 被災地域は生活インフラが機能していない事が普通だと考えましょう。準備段階も含め現場判断は、専門的な知識・経験のあるのとないのとでは、危険回避の度合いに大きな差が生じます。もし有資格者メンバーが参加できない場合には、調理行為は諦めて支援物資を届けるプランに変更するのも選択肢の一つとなります。

 最後に「自分たちの心配は自分たちでする」です。これもどんなボランティア活動にも共通していますが、支援で入った側が活動で行き詰まり現地でボランティアセンターやほかの団体のお世話になっていては話になりません。帰ってくるまでに必要な事物の一切の手配・見通しを確保したうえで実施に臨んでください。

 また、炊き出しに限らず言われ尽くしてて口幅ったい気もしますが、ボランティアに臨む際は対象者にしてあげる、ではなく、支援させてもらうというスタンスで臨まないと、お互い良い結果にはつながりません。そしてせっかく食べていただくのですから、おいしいものを目指しましょう。

【参考】
新潟県食の安全インフォメーション 食品営業許可
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/02terakoya/tera02/tera02_05/tera02_05.html

炊き出し施設の衛生管理ポイント(新潟県)
http://www.fureaikan.net/syokuinfo/08saigai/pdf/saigai004.pdf


(2014/5/20 にいがたNPO情報ネットhttp://www.nponiigata.jp/) 


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