にいがたNPO情報ネット
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Last update:2014.03.26

【開催報告】平成25年度NPO勉強会・佐渡市

 2014年3月13日、『平成25年度NPO勉強会』が、佐渡市の金井コミュニティセンターにて行われた。このNPO勉強会は佐渡市主催で、地域での公益的な活動の在り方について学び、地域での信頼を得て活動の成果を高めることを目指して開催された。講師は新潟 NPO協会・代表理事の金子洋二氏、事務局次長・田村良太氏が務め、佐渡市内で活動するNPO法人、地域活動を展開している団体など約25名が参加した。

 まずは佐渡市から、NPO法に照らしあわせて、NPO法人の報告書提出の段取りについて説明された。

 続いて、金子氏による「市民による公益活動5つの原則」の講演が行われ、有名な経営学者の質問を例にNPO経営として、自発性、計画性、共感性、革新性、公明性が、活動していく上で重要であると説明した。「まちづくりの主体はどこか?」など、市民団体のお悩みトップ3などNPOの抱える課題を掲げ、共感は最大の経営資源であり、共感形成の3つのステップについて伝えた。
 私たちは何者か?を常に問い、活動理念をしっかりと持ち、中長期的なビジョンを持つことが大切だと強く訴えた。

 最後に、昨日までなかった新しい“価値”を生み出すがNPOの使命であり、「価値」は課題の中にあるということで、下記の事業方程式を示して締めくくった。

成果=(理解+共感+信頼)×行動

 田村氏は、『市民のための情報戦略〜ポイントは「共有力・受信力」です!』というテーマで講演を行った。
 「増え続けている情報の中から、意義のある情報をどう集めるか」というのが「受信力」。「価値の高い情報を市民同士がどのように評価して定着させるか」というのが「共有力」と定義した。
 その上で市民とNPOはお互いを詮索しあう必要があることを伝えた。NPOは市民の抱える課題やニーズを詮索・受信する必要があり、市民はNPOの課題解決力や活動内容を詮索・受信する必要があると、説明した。
 
 ホームページに載せるべき内容について詳細な説明があり、広報については行政や中間支援団体などが運営する情報ネッ ト、情報検索サイトなどを活用するのがとても有効で、報告書の内容がそのまま反映されることもあるので、まずはしっかりと報告書を作成・提出することが重要であると訴えた。

 講演の後、金子氏がファシリテーターを務め、「地域で取り組みたいこと」を参加者が語って共有を行い、地域で信頼を得て活動していくことをめざすことを、みんなで確認した。

 NPO相談会では、金子氏、田村氏など新潟NPO協会職員が相談員となり、活動の継続方法についての質問などに対応した。

 佐渡において、信頼を得てNPOの公益活動が高まることを期待したい。

(2014/3/20 にいがたNPO情報ネット http://www.nponiigata.jp/) 


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