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「人に会いに行くためのゲストハウス「五ろり(ごろり)」でお待ちしています!」〜ゲストハウス・五ろり運営 斉藤明さん〜

「人に会いに行くためのゲストハウス「五ろり(ごろり)」でお待ちしています!」〜ゲストハウス・五ろり運営 斉藤明さん〜  2014年6月、五泉市の集落で1つのゲストハウスが誕生した。その名も「五ろり(ごろり)」。「五ろり」を営む斉藤明さんは、趣味である全国のゲストハウス巡りが高じて、自分でゲストハウスをつくるに至った。集落の端、これと言った観光の目玉の無い土地に空き家を借り、ゲストハウスをオープンさせた斉藤さん。そこにはこんな想いが詰まっていた。

 10代の頃に進学のために上京し、そのまま東京で就職した斉藤さん。大道具などの制作系の仕事をしていたが心の片隅でいずれ地元に帰ろうと考えていた。「長男だし、漠然とだけど地元に戻ることが当然かなと思っていました。35歳になった時に、さすがにこれ以上の年齢では地元で仕事が見付けられなくなるだろうと思い戻りました。」

 地元に戻り、知り合いのつてで制作関係の仕事に就いたが、正規雇用ではなく転職を繰り返した。そんな環境の中で、「安定しない世界なのだから、自分が楽しい方へ進みたいと思いました。失敗したらしょうがないという『自分の責任』の中で生きていきたいと考えるようになっていったんですよね。」と、当時を振り返る。

 東京で生活をしていた頃から、旅が好きで全国のゲストハウスを巡っていた斉藤さんは、そう考えていたタイミングで知人からの誘いを受け、ゲストハウス運営に興味のある人が集まるセミナーに参加した。それまで、ゲストハウスを運営することは考えていなかったが、その席で「運営をしたい」と宣言してしまったという。
 「そのセミナーがあったのが2013年の春ごろだったかな。その場で、どうしてだか宣言をしてしまいました。それから6月には空き家を探し始め、しばらくして、職場にも12月に退職する旨を伝えて動き出しました。」

 退職した数週間後に、知り合いの紹介で後の「五ろり」となる空き家を見つけた。立地条件や家の老朽化具合から、家主も貸すことに躊躇するような物件だった。これと言った特徴のない場所にあるゲストハウス。一体誰が利用するのだろう、という心配もあった。
だが、それこそが斉藤さんの考える「理想のゲストハウス」だった。

 斉藤さんがゲストハウスの楽しさに気付いたのは、長野県の善光寺近くの住宅街にあるゲストハウスだ。齋藤さんがそこを訪れた時、全国から集まった旅人が、その宿の共有スペースでそれぞれの旅の思い出を話し合っていた。人との出会いや、その人たちの想いに触れるうちに「人が集うこと」の面白さに気付いて、宿に通うようになった。
 「長野のそのゲストハウスに行くと、友達の家に遊びに行ったような感覚になります。人に会いに行っているので観光地はほとんど関係ない。それで気付いたんですよね。人がいればゲストハウスはできる。それなら五泉市の集落でもできると思いました。」
 自分が五泉市でゲストハウスの運営に成功すれば、なにも無いと思っている地元の人たちに、五泉でも何かできるという希望が生まれると思う、と斉藤さんは語った。

 訪れた人が、自分を自然と出せる心地の良い場所にしたい。観光地ではなく、人に会いに行くことのワクワク感や、その先で人と繋がることの心地良さが、「五ろり」を通して多くの人に伝わってほしい、と斉藤さんは願いを込める。

 斉藤さんの願いのこもったゲストハウス「五ろり」に、ぜひ1度訪れてみてはいかがだろうか?

・五泉ゲストハウス 五ろり ホームページ
http://gorori.jimdo.com/
・五泉ゲストハウス 五ろり フェイスブックページ
https://www.facebook.com/gorori5000?fref=ts


(2014/12/22  にいがたNPO情報ネット http://www.nponiigata.jp

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