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シェアをしあって住みよい地域を作りたい 〜時計修理職人二代目  角屋 隆行さん 〜

シェアをしあって住みよい地域を作りたい 〜時計修理職人二代目  角屋 隆行さん 〜  長岡の時計店で時計修理を生業とする角屋隆行(すみやたかゆき)さんは、仕事の休みに音楽演奏や地域づくりの活動に参加している。セミナーなどで地域づくりの勉強をする事はもちろん、長岡を活動拠点とする市民活動団体「えんえん実行委員会」で運営を担当し、イベントのサポートも多数行っている。

 「学生の頃はイベントに行くのにお金が払えないから、お手伝いに行こうと思ったんですよ。音楽をしてるから、知り合いに頼んで音響サポートとして入れてもらった。でも実際に裏方に立つと、その裏側の色んな事が見えて。声掛けあったり助け合ったりとかしていく中でイベントが本当に手作業で出来ていく瞬間とかを見られて勉強になったし、体感する事が出来たのは凄く良かったなって。」
 イベントのサポートから「人との繋がりの中から何かを作り上げる事」の感動を得た角屋さんは、それが契機となって社会活動へ目を向けた。家族と社会問題について話す事も増え、「感じる事だけで終わらせる事は違う」と思いその後地元の市民活動団体「えんえん実行委員会に所属し、地域づくりに関わるようになる。
 
 えんえん実行委員会は「人と人との繋がりが最大の防災力」をテーマとして活動する市民団体だ。中越地震をきっかけに「中越地域をもっとフラットな状態で繋げ、助けあえる地域にしたい」との想いから、主に小千谷・川口・長岡から参加者が集まりイベントの運営をしている。
 運営は20〜60代の幅広い年代で行っているが、比較的若い世代が中心となっているせいか、イベントに活気がある。訪れる人も、小さな子供からお年寄り、赤ちゃんを連れた家族連れなど幅広い世代が集う。運営側とイベントに集う人たちの年齢層が幅広い事が、えんえん実行委員会の特徴であり、地域づくりには欠かせない要素だ。角屋さんはそういう活動で「実際に人が繋がる事、そこから地域を作って行く事」を学んでいる。

 また、角屋さんは地域づくりの一つとして10月に行う自分の結婚式も活用しようと考えている。結婚式の引き出物に『ハッピーウエディングマネー』と称した地域通貨を用意したのだ。引き出物として参加者に贈られるその通貨は、新郎・新婦に縁のある雑貨屋・カフェ・本屋など様々なお店で金券として使用できる。使用期限を決め、期限後にお店側に使われた分のお金を換金するシステムだ。
 自分たちが入口となり、大切な人達との関係を繋げる。「大切な人達同士が繋がって、それが住みやすい社会を築く事に繋がっていってほしい。」そういった角屋さんからの願いが伝わってくる。

 角屋さんの地域づくりはまだ始まったばかりだ。


【えんえんマーケット〜みんなの笑顔で繋がる場所〜】
http://enenmarket.exblog.jp/

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