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すべての人に出番と居場所を持ってもらいたい  〜 NPO法人希楽々 渡辺 優子さん 〜

すべての人に出番と居場所を持ってもらいたい  〜 NPO法人希楽々 渡辺 優子さん 〜  村上市で、「いつでも・だれでも・いつまでも」をテーマに、スポーツ活動や地域の文化活動を通し、健康で楽しく元気なまちづくりを実践するNPO法人希楽々(きらら)。その副理事長を務めるのが、渡辺優子さんだ。

 渡辺さんは村上市の出身。希楽々の立ち上げ当初から中心メンバーとして活動してきた。学生時代は東京で過ごしたが、1級建築士となり村上に帰郷。その後、結婚してからも、仕事と母親業を両立してきた。もともと体を動かすことが大好きだった渡辺さん、育児中にスポーツができなかったことがきっかけで、2000年から当時、神林村が設置した体育指導委員に就任。「子どもがいてもスポーツができる」という環境を作りたいと考え、神林総合体育館を舞台に、地域での総合型地域スポーツクラブの設立に関わることとなった。

 「仕事=生きがい」と言い切る渡辺さん、総合型地域スポーツクラブでの役割がだんだんと大きくなったこともあり、それまで本職であった設計事務所を辞め、スポーツだけでなくまちづくりという観点も含めた活動をライフワークとして目指すようになる。「20年経ち、自分が年老いても必要とされる社会、いくつになっても出番があって居場所があるという地域を作りたい。地域の人同士、組織同士がつながり、それぞれの良いところをお互いが活かしあう、そうした活動を今後10年、力をいれていきたい。そのためには、総合型地域スポーツクラブという枠から飛び出して、まちづくりや教育など、多角的な視野を持って、まだまだ手つかずの分野にチャレンジしたい。」今までの活動を通じ、スポーツに汗を流す方々の笑顔にふれて、そうした想いを強くしてきたと、渡辺さんは語る。

 2009年4月には、それまでのかみはやし総合スポーツクラブ希楽々から、NPO法人希楽々として、組織がNPO法人化。当初から行政に依存することなく、地域の人たちの協力の輪を大切に、総合型地域スポーツクラブは育ってきたが、次第に活躍の幅が広がり組織が大きくなったことから、NPO法人の道を選んだ。「NPO法人として活動することを考えたとき、総合型地域スポーツクラブという枠を超えて、希楽々がやっていきたいことを考え、法人名からは地域名や「総合型」という言葉は省かれた。今までもこれからも活動に参加したいという人の想いを大切に、自然体で組織も成長していけたら嬉しい。」

 そんな渡辺さんは、3年前に大病を患った。その経験の中で、「壁を乗り越える」からこそ得られるものの大切さを知ったという。以前は、地域内で新しい活動を始めるために、人と人、組織と組織が協力しあう必要があるときに壁を感じることもあったが、今では、「相手を知ろう、時間をかけて心を開いてもらおう」という姿勢でのぞむようになった。
今年の6月からスタートしたプロジェクトに、子どもたちが放課後に物づくり体力づくりを楽しみながらできる「アフタースクールきらら楽校」がある。毎週月曜、希楽々のバスが子どもたちを小学校に迎えに行く。学校側の協力や父母の理解を得て、参加した子どもたちもこの放課後教室をいつも楽しみにしているそうだ。

 今後の活動でのキーワードは「参加と参画」。近々5年間の目標のひとつはカフェの開設で、今は、地元のおじいちゃんおばあちゃんからカフェの運営に関わってもらえるように計画を練っている。NPO法人希楽々をひっぱる渡辺さんの感性あふれる話し方や活き活きした表情に今後の夢に向けたエネルギーを感じた。

【NPO法人希楽々Webページ】
http://kirara-kamihaya.sakura.ne.jp/
スポーツはもちろん、まちづくりや教育に興味のある方は、気軽に足を運んでください♪

 【NPO法人希楽々紹介チラシ】
http://www.nponiigata.jp/doc_main.php?mode=1&id=51ee021ad3954 


(2013/7/23  にいがたNPO情報ネット http://www.nponiigata.jp

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