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中越沖の経験を生かし、避難者に寄り添う 〜NPO法人地域活動サポートセンター 柏崎 大掛 幸夫さん〜

中越沖の経験を生かし、避難者に寄り添う 〜NPO法人地域活動サポートセンター 柏崎 大掛 幸夫さん〜  中越沖地震で被災した方々の見守りを行った。県・市等の関係機関と連携を取りながら、孤独死・自殺の未然防止に努めるため仮設住宅入居者を訪問した。災害によるコミュニティの衰退が孤独を生む。このことから、見守りを行う仲間で被災者同士が寄り添う場所も作った。

 東日本大震災の発生まもなく、柏崎市に避難者が続々と集まった。9月末時点で、その数は1,700人を超えている。避難者は慣れない土地に戸惑い、いつ故郷に戻られるかわからない。大掛さんの所属する「地域活動サポートセンター柏崎」は、中越沖の経験を生かし、6月から避難者の見守りを始め、7月には避難者の居場所「あまやどり」を開設。大掛さんは、沖地震の支援に区切りをつけ、新潟市内で生活を送っていたところ、かつての同志から声がかかり、9月半ばから柏崎での避難者支援に参加している。

 柏崎での避難生活中は「心身ともに健康でいて欲しい」と、それぞれのお宅の事情に合わせ訪問サイクルを決める。弱く、小さい声に耳を傾ける。「中越沖地震でお世話になったから」と、自立への後押しに必死だ。

 避難者の変化するニーズにも敏感に反応しなければならない。今後は震災以前の状況を少しでも取り戻すべく、避難する以前に住んでいた市町村毎の場の設定に取り組む。当初は「頼まれてやるお手伝い」だったが、いつしか「やるからにはきっちりやる」と決めていた。終始にこやかに話す中、その意気込みを語るときだけは眼差しをはっきりさせた。


(2011/10/7  にいがたNPO情報ネット http://www.nponiigata.jp) 

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