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日頃のノウハウを生かした炊き出しを被災者に届ける  −有限会社アサヒ企画 舟越寛昌さん−

日頃のノウハウを生かした炊き出しを被災者に届ける  −有限会社アサヒ企画 舟越寛昌さん−  東日本大震災の惨状を受け始めた炊き出しは、約2か月で18か所、車の走行距離は1万キロを超えた。

 妹が南三陸で被災した。避難所での食料は朝と昼におにぎりが2つずつ。食べ物が必要だと思った。「阪神淡路の時は1回だけだったけど、今回は2か月過ぎてもまだ要望がある。望まれるうちはやる」と力を込める。

 本業はイベント業。村上市に事務所を置き、全国各地で主に自治体主催のイベントに飲食ブースを出展している。イベント会場で素早く多くの飲食を提供することには自負がある。「これは炊き出しに必要なスキルそのもの。必要な時間に、必要な数を提供できた」。4人で切り盛りする炊き出しは1万食を超えた。

 連日の車中泊で疲労がたまっても、現地で出会う方々に勇気をもらった。「とある道の駅の駅長さんは家に泊めてくれた、被災者の方は背中を流してくれた。顔見知りもできて、また行かなきゃって思えてくる」現地でのつながりが舟越さんに活力を与えている。

 現地のニーズは刻々と変わる。「規模の小さな避難所の中には、支援の手が行き届いていないところもある。これからも要望に合わせた炊き出しをやる」。いつまで?との問いに「声が掛からなくなるまで」と即答した。鳥取県出身、村上市在住。


(2011/5/22  にいがたNPO情報ネット http://www.nponiigata.jp

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