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好きなことを好きな分だけ好きなときに−鈴木将司さん−

好きなことを好きな分だけ好きなときに−鈴木将司さん−  5月5日、子どもの日。見附市内の市民交流センター「ネーブルみつけ」内で子供向けのイベントが開催された。その中の『紙で遊ぼう』というコーナーで子どもたちにペーパークラフトを教えていたのが柏崎市在住の鈴木将司さんだ。優しく丁寧な接し方に、鈴木さんの周りには子どもたちの姿が絶えなかった。といっても鈴木さんは子育て支援の活動をしていたり、ペーパークラフトの同好会に所属しているわけではない。

 鈴木さんが市民活動を行なうきっかけになったのが柏崎市社会福祉協議会。ボランティアに興味をもった鈴木さんだが、何かやろうと思ったものの、その方法が分からない。そこで鈴木さんは社会福祉協議会が主催する勉強会や講座に数多く出席した。「講座に出て勉強して、何か関心があれば自分自身でやっていけばいいんじゃないかな」と思った。ペーパークラフトも今年の冬の講座で教わった。
 鈴木さんは、講座に出て満足するのではなく、出た後にどう動くかが大事と考えている。「修了証をもらっても使わなかったら意味がないですよね。披露すると言うとちょっと違うけど、自分だけのものにしておかないで地域に還元しないと」。

 また社会福祉協議会の職員に誘われて、ボランティア基金管理運営委員を務める。これは1998年のナホトカ号重油流出事故の際、全国から寄せられた寄付を積み立ててボランティア団体の活動助成に充てようというもの。この活用方法の話し合いや助成団体の募集・決定などを行うのが鈴木さんら委員の役割だ。しかし書類のみで審査する方法に対し、委員の中から「市民から見て分かり辛いのでは」という声が挙がっていた。そこで鈴木さんの発案で4月16日に村上地域で行われた「都岐沙羅の元気づくり支援事業」成果発表会&公開審査会に見学に訪れた。デパートの一画という開かれた場所で行われたイベントに「市民に対して説明できますよね。また地域貢献度の指標が最重視されているのは見習わないといけない」と思った。
 早速今年度の応募では、申請団体の担当者を呼び活動に対して運営委員が質問できるような形に変えた。「まだまだだけど、ちょっと前進したのかな」。

 鈴木さんの口からは「地域に還元」「地域のために」という言葉が頻繁に出てくる。「柏崎が好きですし、そこにいる人も好きなんですよね。人の助けがないと生きていけないというのは分かってるんで。いろんな人に出会えて、こうやってペーパークラフトを教える場にも呼んでもらえて、運がいいなと思いますよ」。
 4月から職場が変わり、現在は忙しい日々を送る。今までのように頻繁に市民活動には参加できていないが、「新しいものにはすぐ飛びつこうとする自分がいる。本当に好きなことを好きな分だけ好きなときにやっていきたいですね」

(2005/05/10 にいがたNPO情報ネット www.nponiigata.jp)

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